【参院選】政治制度の構造を考えた投票行動について【戦略的投票】

2025年7月3日公示、2025年7月20日投開票の参議院選挙が迫っています。
なお、この記事は2025年7月2日に書いています。

国政について、私が今考えていることを書きます。

簡潔に言えば、

民主主義は、権力が腐敗する前提で使い捨てにする仕組みであり、政権交代の可能性を制度的に保障することのみで足りる。

これが現状で私が考えている民主主義です。
つまり、二大政党制にするべきだと考えています。現状の人類の道徳レベルでは、二大政党制でなければ国政において民主主義は成立しないというのが私の理解です。

有権者が行うべき投票行動は、

・与党に問題がない、あるいは与党が勝つことにメリットがある場合
→ 与党が勝つように投票する

・それ以外の場合
→ 選挙区では勝てそうな野党候補に、比例では野党第一党に投票する

現在の日本の国政選挙では、原理的にこれ以外の投票行動はあり得ません。

問題の本質は選挙制度です。

現状の国政の選挙制度は現与党に有利に設計されているため、彼らには制度改革のインセンティブはないと思います。そのため、政権交代が起こらない限り、制度が変わることはあり得ないと思います。

そもそも候補者の立て方によって結果が決まるということ自体が狂っています。小さい政党が乱立することによって与党が有利になっているわけです。

有権者は好きな政党に入れるのではなく、まずは選挙制度を根本から変える投票行動をするべきではないでしょうか。
民主主義は理想を追うのではなく、権力を抑制する制度であるということを理解するべきです。

特に若い世代は、SNSを中心に目先の政策に泳がされすぎです。ポピュリズム的になっており、無責任な野党がきれいごとを言っていても何の意味もないです。

今回は参院選であるため、政権選択選挙の意味合いは弱いですが。

ちなみに、野党第一党の某党が政権を握ると、リーマンショック後のようになるかもしれません(笑)
しかし、政権交代というのは可逆的なことであるため、一度崩壊させても特に問題はありません。

ただし、選択的夫婦別姓や女系天皇容認などは不可逆的なことであるため、超党派で止める必要があるでしょう。

なお、上記はあくまでも国政の話です。地方自治はまったく別の話です。

最後に書いておきますが、私は支持政党はありません。自分で政党を立ち上げない限り、支持政党を持つことはあり得ません(笑)

コメント

タイトルとURLをコピーしました