2023年10月の試験で宅建に合格しました。
試験ついては一般財団法人 不動産適正取引推進機構を確認してください。
1点に泣いた2022年
1回目の受験は2022年10月。勉強期間は2週間程度でした。
「みんほし」のテキストと問題集、過去問道場を利用しました。
まずテキストを読みましたが、宅建業法の部分を読んで時間の無駄だと思ってしまいました。そのため業法以外は読んでいません。
問題集を一通り行い、問題の難易度感や出題傾向を確認した後、過去問道場をやり始めました。
過去問道場にはおそらく24年分の過去問があり、全部やろうと思ったのですが、権利は半分くらい間に合わず諦めました。
試験の結果は権利6/14、法令5/8、税その他3/3、業法16/20、免除5/5の35点で1点差で落ちました。
権利関係は単純に知識不足、法令上の制限は都市計画法と建築基準法の暗記が甘かったこと、宅建業法は悪質な問題が2問あったとはいえ知識不足で2問落としたことが原因だったと思います。
易化した??2023年
2023年も受験をすることにしました。
前年に1点差で落ちてるということもあり、完全に舐めプで1週間ほど過去問を回しました。
結果は権利9/14、法令7/8、税その他2/3、業法18/20、免除3/5の39点で余裕で受かってしまいました。
権利関係は借地借家法、区分所有法、不動産登記法が取りやすかったですし、法令は単純な問題が多く、業法は悪質な問題がなく基本的な内容ばかりでした。でも統計は悪質でした。
全体的に選択肢の作りが甘く、知識不足でも得点できる問題が散見されました。
合格点は2022年と同じでしたが、個人的には1.5点分くらい取りやすい試験だと感じました。
最高効率で合格する方法
初学者が合格をするための最短ルートは過去問の暗記です。テキストを読むのは時間の無駄です。
宅建は暗記だけでは無理だと言われることもあるみたいですが、この難易度の試験でそれはあり得ません。暗記はダメと誘導するのはビジネス目的ではないでしょうか?
私の感覚では、各単元で出題される問題を覚え、正解肢と不正解肢を覚えるだけで問題ないと思います。細かい事項を覚えたり、全選択肢の根拠を調べたりするのは時間の無駄です。
目標点は以下の通りです。
権利関係:7/14
法令上の制限:6/8
税・その他:2/3
宅建業法:18/20
5問免除:4/5
合計:37/50
38点が合格点になったことがありますが、2020年は特殊だと思うので無視します。
権利関係は借地借家法、区分所有法、不動産登記法を取りに行くのがベターでしょう。民法も取れる問題が3問くらいはあるのでそれは確実に取って、あとは運ゲーです。
法令上の制限は都市計画法と建築基準法でそれぞれ1問は確実に取れます。もう1問ずつは運ゲーです。その他の4問は全部取りたいですが、取りにくいものが出題されることがあるのでお祈りです。
税・その他は過去問に出てこないものは諦めても大丈夫です。2点は取れます。
宅建業法は過去問道場で正答率の低い問題(目安は50%以下)は無視しても大丈夫です。どうせ捨て問です。私は60%以下を捨てましたが、おすすめはできません。
5問免除は過去問の暗記だけです。統計に関しては誰かがまとめてくれるので、直前に押さえておけば問題ないです。
なお、最高効率で合格する方法を書いているため、それ以上のことは知りません。