世界遺産検定1級は基礎知識50点、日本の遺産40点、世界の遺産90点、その他20点で構成されています。
この記事では、「世界の遺産」について勉強法や押さえるべきポイントを取り上げていきます。
なお、この記事に登場するページ数などは公式テキスト第2版のものです。
世界の遺産の出題の概要
世界の遺産は出題範囲が広く、90点分あります。
基本的にはテキストの赤字、太字から出題されます。ただ、文中からの出題も少なからずあります。とにかく何度もテキストを読むしかないでしょう。
過去問に出題された遺産は繰り返し出題されることも多いため、なるべく多くの問題を見ておいた方がいいと思います。
範囲が広く、覚える事項も多いため大変ですが、6割以上は取りたいところです。
出題されやすい内容
私が出題されやすいと思う遺産について書けることを書きます。
まず、過去問はできるだけ多く見た方がいいです。繰り返し出題される遺産は多いです。
一番出題されやすいのは最初に登録された12遺産です。
特に「ヴィエリチカとボフニャ」はかなりの確率で出ます。
オセアニアは遺産の数があまり多くない割には出題が多い気がします。
欧州の海外領土も数の割には狙われやすいです。位置を覚えましょう。
テキストの説明で「密猟が~」、「都市開発が~」のようなものは出題されやすいです。
時勢的に話題の地域の遺産は出題されやすいです。また、特定の地域からまとめて出題されるような気がします。
例えば、2022年7月の試験ではウクライナの遺産が3つくらい出題されました。また、2023年12月の試験では東ヨーロッパからの出題が多かったように感じました。
個人的には国別に暗記するのが覚えやすいと感じました。