【計量士】計量士の勉強方法①環化【環化】

環境計量士(濃度関係)の試験は、専門2科目と共通2科目で構成されています。

今回は、専門科目の1つ「環境計量に関する基礎知識(化学)」(以下、環化)の勉強方法について、押さえるべきポイントを取り上げます。

なお、令和3年12月実施(第72回)で合格しています。
また、前提として私は理系(化学系)の大卒です。

経済産業省HPの「過去の計量士国家試験問題」に、過去5年分の過去問が掲載されています(2025年5月29日現在)。問題のレベルはこちらで確認してください。
私は、『環境計量士試験〈濃度・共通〉攻略問題集 2020年版』を利用しました。また、無料でアクセス可能な過去問も利用しました。

環化のレベルは基本的には高校レベルの化学です。一部で大学教養レベルの問題が散見されますが、基本的には高校レベルの知識で解けます。

最初の5問は環境基本法1問、大気汚染防止法2問、水質汚濁防止法2問です。
まず、過去問を見ると、出題形式や出題されやすい箇所がわかると思います。これらの法令は量が多くないので、全文を読んでおけば対応できると思います。基本法は1問しか出ないので、深追いする必要はなさそうです。
この5問は、できる限り取りたいところです。

残りの20問は分野別にどのような問題が出るかを分析する必要があります。
私の感覚では、大枠で分けると、①知識問題的な有機化学、②知識問題的な無機化学、③計算問題、の3種類に分けられると思いました。計算問題にはいろいろ含まれていますが、典型的な問題の解き方に慣れていれば対応できると思います。

全体として、高校化学の基本レベルで6~7割を取ることは可能です。大学教養レベルまで深追いする必要はないと思います。

正直、出題範囲が広範で一般論的なことしか書けません。
この試験は全体的に選択肢の作りが甘いので、消去法である程度絞れるはずです(笑)

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