環境計量士(騒音・振動関係)の試験は、専門2科目と共通2科目で構成されています。
今回は、専門科目の1つ「音響・振動概論並びに音圧レベル及び振動加速度レベルの計量」(以下、環音)の勉強方法について、押さえるべきポイントを取り上げます。
なお、令和6年12月実施(第75回)で合格しています。
また、前提として私は理系(化学系)の大卒です。
経済産業省HPの「過去の計量士国家試験問題」に、過去5年分の過去問が掲載されています(2025年9月1日現在)。問題のレベルはこちらで確認してください。
私は、『環境計量士試験[騒音振動・共通]合格問題集』を利用しました。また、無料でアクセス可能な過去問も利用しました。
最初の5問程度は頻出の基本的な内容の出題が多いです。過去問を押さえるとほとんど取れます。
他の問題では、計算問題は取りやすいです。解法を覚えるだけで対応可能な問題が多く、解法の種類も限定的です。式の形を覚えてしまえば、対数の計算だけで得点源になります。
それ以外だと、よく出題される事項(使用する数値など)を押さえると、得点につなげることができるでしょう。
環音は環物よりも点数が取りやすいため、15点は最低限で、17点程度を狙いたいところです。
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