環境計量士(濃度関係)の試験は、専門2科目と共通2科目で構成されています。
今回は、専門科目の1つ「化学分析概論及び濃度の計量」(以下、環濃)の勉強方法について、押さえるべきポイントを取り上げます。
なお、令和3年12月実施(第72回)で合格しています。
また、前提として私は理系(化学系)の大卒です。
経済産業省HPの「過去の計量士国家試験問題」に、過去5年分の過去問が掲載されています(2025年6月8日現在)。問題のレベルはこちらで確認してください。
私は、『環境計量士試験〈濃度・共通〉攻略問題集 2020年版』、『よくわかる最新分析化学の基本と仕組み[第2版]』を利用しました。また、無料でアクセス可能な過去問も利用しました。
基本的には、10年分くらいの過去問を覚えると6割くらいは取れる気がします。
私は環濃の問題に出てくる機器は使用経験のあるものが多かったので、感覚的にわかりやすかったのですが、初見だと理解しづらいかもしれません。
暗記だけで点を取ることもできると思いますが、各機器の分析方法や原理などは勉強した方がいいと思います。文字情報だけではイメージが難しいので、図解での解説があるものをおすすめします。
過去問を複数年見ていくと出題傾向が掴めるはずです。範囲が広いため、出題頻度の高いものを中心に対策すると得点が安定すると思います。
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