令和5年度上期試験で電験三種に合格しました。
試験については一般財団法人 電気技術者試験センターを確認してください。
受験体験記①(2022年度上期)
1回目の受験は2022年8月。PBTで受験しました。勉強期間は約1か月半でした。
『みんなが欲しかった! 電験三種 理論の教科書&問題集 第2版』、『みんなが欲しかった! 電験三種 機械の教科書&問題集 第2版』、『2022年版 電験3種過去問題集』を利用しました。
前提として、私は理系(化学系)の大卒です。電気はよくわかりません。
この時点で電気系の資格は2022年4月に1アマに合格していました。
4科目一気に取るのはハナから諦めていたので、理論と機械を取りに行きました。
試験が年2回に変更され、免除の都合上3年(6回)で4科目合格すれば良いため、1回の受験で2科目合格を狙いに行って最低でも1科目、運が良ければ2科目取るという方針に決めました。
とにかく問題を解いて解法を暗記しました。理論はかなり自信を持てるまで勉強できましたが、機械は半分もできず、また内容もよく理解できませんでした。
試験の結果は、理論80/100、電力40/100、機械40/100、法規50/100で理論だけ科目合格できました。
この回の合格点は理論60点、電力60点、機械55点、法規54点でした。
最低限の1科目は取れたので一安心でしたが、機械がまったく理解ができなかったので不安は残りました。
受験体験記②(2022年度下期)
2回目の受験は2023年3月。PBTで受験しました。勉強期間は約1か月半でした。
1回目のときの参考書に加えて、『みんなが欲しかった! 電験三種 電力の教科書&問題集 第2版』、『みんなが欲しかった! 電験三種 法規の教科書&問題集 第2版』を利用しました。
機械を後回しにしようと思ったので、電力と法規を取りに行きました。
やはり今回も問題を解いて解法を暗記しました。
試験の結果は、理論免除、電力55/100、機械25/100、法規45/100で全部落ちました。
この回の合格点は全科目60点でした。
電力はB問題が壊滅的だったこと、法規は過去問の暗記に頼りすぎたことが原因でした。
最低1個ずつでも取るという目標が達成できずに不安はありましたが、電力は何回か受ければ取れると確信したのと、法規は勉強法を考え直そうと決心できたのは収穫でした。
受験体験記③(2023年度上期)
3回目の受験は2023年7月。CBTで受験しました。勉強期間は1か月程度でした。
実はこの回からCBTが導入されました。
CBTでの受験を決めた理由は、CBTの方が簡単になる可能性が高いと考えたからです。
経験上、CBTが導入されるとCBTのみ易化する試験が多いです。受験者が多い試験で挙げると、基本情報技術者試験や日商簿記2級が典型例です。
また、電験三種はCBTの場合、科目ごとに受験日を選択可能なため、問題傾向を探りながら戦略を練ることが可能だと考えました。
私は7/22(土)に法規、7/30(日)に電力と機械を受験することに決めました。
まず法規の勉強は電験合格氏のYouTube動画を利用し、2回目の受験の際に使用した問題と併せていろいろな問題に対応できるように暗記しました。
電力も法規と同様に勉強しました。時間の都合上、法規の受験前は機械は諦めていました。
法規の試験の結果は81/100で合格でした。
CBTなので問題に関しては書けませんが、この点数でどういうことかはわかると思います。
この結果を受けて、30日の受験までに電力と機械の過去問の暗記を行いました。
試験の結果は電力75/100、機械60/100で合格でした。
この回の合格点は全て60点だったようです。
CBTのため、問題に関しては書けませんが、私の行った勉強法や点数からどういうことかはわかると思います。
この後8月にPBTの試験が行われましたが、問題を見てわかるように過去問から出しまくってます。(PBTの問題と解答は公開されます)
今後の電験三種の問題がどうなるかはわかりませんが、少なくともこの回はボーナス回でした。
科目ごとの勉強法や攻略法については他の記事で書きたいと思います。